むかし、「今夜、宇宙の片隅で」っていうドラマが好きだった。
前にも書いたかもしんないけど、しばらく前に偶然テレビで再放送やってて、
ちらっと観たらもうやっぱし最後まで観ちゃって、というくらい、
なんだか無性に相性の良いドラマだった。
さっきふと、あのエンディングの曲って誰の歌だったのかな?と思い立って、調べてみた。
フランク・シナトラが歌う「But Not For Me」という曲だった。
うーん、物語そのもの。三谷さんのセレクトか? 本当に印象深い曲だった。
早速iTunesで買おうとしたら、シナトラVer.は売ってない!
しかもグーグル先生に聞いてみてもなぜかこの曲についてだけは情報が少ない。
Amazon.co.jpでも売ってない。何故? 大人の事情なのかなぁ。残念。
#アメリカでは売ってるみたい。詳しくはこちら
代わりにチェット・ベイカー版を購入。なかなかすてき。
今日はこれを聴きながら寝ようっと。
バンドも、一人の人間の生死と同じく何度となく、そんな経験を繰り返す。
完全無欠と思われたローリングストーンズだって
メンバーの入れ替えを経験している。そんなもんだ。
人が人を好きになって何かしようと考えて、
考えたとおり素晴らしい音楽に出会えたときは最良。
ながらも大抵の場合はおおむね上手くいかないものだ。
中途半端なアプローチで、考えていた方向性、最終的なイメージングが
すり合わずに気持ちが離れたままに仕事をこなすことが多い。
会社って組織も然り、友人関係も然り、恋人も然り。
僕らそんなふうに偶然やタイミングって時系列とか外的要因い左右されながら
仕方無し、物事を前に進めようと努力する。その繰り返しが人生だったりする。
日本における唯一無二のロックバンド、くるりの新譜がリリースされた。
タイトルはまた意味深にも「ワルツを踊れ」と日本語で、あからさまに
従来の路線とは異なる趣向を指し示している。
くるり結成以来のギタリストが脱退した。
本作はその後の第一作となる新たなスタートラインだ。
くるりの楽曲はこれまでもシングルカットされたメジャー曲はもちろん
アルバムの主要曲においてもギターのリフが印象的に多様されたものが少なくない。
そんななかでギタリストの離脱とは音楽性の転換を迫られざるを得ない、
きっと大きな転機だったのだろう。
本作はウィーンにおける長期間のレコーディングを経て制作された一品だ。
その影響がありありと見受けられるのは1曲目のイントロダクションから流れ出す
ストリングスを多用したクラシックなアプローチ。賛否は分かれるだろう。
音楽性の転換を昇華と見るか、変異と見るかは各個人の聞き手の問題。
ソングライターたる岸田繁にとってその転換期は果たして前述のギタリストが
くるりを離れたことに起因するのか、はたまたそれ以前から想定されたものなのか、
僕らリスナーは本意を知ることは出来ないけれど、いずれの原因が左右したにしても
本作はエポックメイキングな作品に仕上がっていることは誰の耳にも明白だろう。
詳しい能書きは抜きにしてまずは楽曲を聴くがよろしい。
僕らが聞き知っていたくるりを遠く離れて、
日本人ロックバンドによる音楽の創出という根幹を見事に突き刺した曲の数々。
もうなんでもいいんじゃん。
だって良い曲なんだもん。
そう言いたくなるほど不思議な完成度が節々から感じ取れる。
従来のくるりファンにはもしかしたら不安が募る構成なのかもしれない。
けれど、彼らは常に進み続けている。
「ハイウェイ」で歌ったように妙な意味はないけれど、ただ、どうやら進み続ける。
問題は僕らが変わるかどうか。
彼らの曲を受け入れるかどうか。
それが問題なのだ。
少なくとも僕は、正直なところよくわからない。
フィーリングは良いけれどこれまでのようにフィットした感もない。
ただひとつだけ明らかに感じたものはある。
「このアルバムはすげー」ってこと。
何がすげーのか、身体で感じ取るにはもう少し時間が必要だ。
HMVで割引されてたので思わず購入。
これまでフルに聞いていなかったのが悔やまれるほど
名盤。これは名盤。素晴らしいの一言に尽きる。
ディスコテンポでノリノリなチューンがぎっしり。
前作のようにロマンティックな節を期待するのは間違い。
きっちり視聴して、好みが合えば聞けばいい。
僕は嫌いじゃないけどね。
好きでもないかなー。<やっぱし前作が名盤すぎる。
視聴して、好みだったので即買い。
TAHITI80とか好きな人はいいかもね。
夏のインドアチューン。
そんな感じ。
